トップ > 今夏やるべき節電 > 「照節電効果の高い製品を選ぶためには・・・」

今夏やるべき節電

一般財団法人省エネルギーセンター家庭省エネ・人材本部の早井佳世が教える今夏やるべき節電

一般財団法人省エネルギーセンター家庭省エネ・人材本部の早井佳世が教える今夏やるべき節電

2014年。この夏すべき節電を、
一般財団法人省エネルギーセンター 家庭省エネ・人材本部 早井佳世さんがお伝えします。

4. 照節電効果の高い製品を選ぶためには・・・

かつては一家に一台だったエアコンやテレビが今は各部屋にあるなど、機器や設備の個別化が進んだことは家庭における電力消費を増加させてきた要因となっています。そのような中、効率の良くない電気製品を使っていませんか?機器が古くなったり、故障により買い換えを検討する場合は、省エネ性能のよい製品を選ぶようにしましょう。



省エネ性能の良い製品を選ぶには、「省エネラベル(図1)」でグリーンのeマークのもの、なおかつ、省エネ基準達成率(定められた基準をどの程度達成しているか)の数字が大きいもの、もしくは「統一省エネラベル(図2)」で星の数の多いものを選ぶようにすると良いです。店頭の商品近くにこのようなラベルが表示されているので、参考にしてみましょう。効率のよい製品に買い替えると、使用時にそれほど頑張って節電行動を行わなくても、節電・省エネが可能となります。資源エネルギー庁がWEBサイトで公開している「省エネ型製品情報サイト(https://seihinjyoho.go.jp/)」でも、eマークや星の数を確認することができます。



家電の買い替え時をどのように判断するかは難しいところですが、環境省が家電の買換シミュレーションをWEBサイトで公開しています(「しんきゅうさん(http://shinkyusan.com/index.html)」)ので参考にしてみてください。例えば10年前に購入した2.8kWクラスのエアコンを、同じクラスの現在省エネ性能が最も良い製品に買い換えたら、年間消費電力量が25%削減でき、年間電気代は5,890円お得になることがわかります(図3)。設置条件や使用環境により多少の違いはありますが、エアコンは大体10年程度使用できますから、10年間でお得になる電気代は6万円近くにもなります。



節電はもはや「我慢」ではありません。如何に無駄を排除し、快適性や利便性を損なうことなく実践できる方法を見つけるかの創意工夫にかかっているのです。節電行動を起こそうとしたときに、適切な情報の有無で得られる効果が違ってきてしまいます。今回4回にわたってご紹介した具体的な節電行動の中で、自分にとってどういうダイエットなら続けられそうか、実践する糸口となれば幸いです。





省エネラベルの見方

図はクリックすると拡大します


統一省エネラベルの見方

図はクリックすると拡大します


「しんきゅうさん(環境省・省エネ製品買換ナビゲーション)」より、エアコンのかんたん比較

図はクリックすると拡大します




戻る

早井佳世 プロフィール

一般財団法人 省エネルギーセンター
家庭省エネ・人材本部 家庭・人材総括部兼人材育成事業部 課長

民生部門における海外の省エネ施策調査、各種省エネ関連実態調査等を担当後、トップランナー制度・ラベリング関連の普及広報に10年以上従事。
国内外のシンポジウム、会議、人材研修において、日本における機器の省エネ対策プレゼン多数。
「すまいと電化」(日本工業出版)、「生産と電気」(日本電気協会)等において、家庭の省エネについて寄稿。
民生部門の省エネ政策について学会発表あり。
エネルギー・資源学会、日本エネルギー学会会員

ページの先頭へ